ここ数年で急速に関心が高まっている「男性の医療ヒゲ脱毛」。毎朝のヒゲ剃りの手間から解放されたい、肌トラブルを改善したい、清潔感を高めたいといった理由で、脱毛を検討する男性が増えています。しかし、「何回通えばツルツルになるのか?」という疑問は多くの人に共通するものです。本記事では、医療ヒゲ脱毛の回数の目安、効果、脱毛機の違い、注意点などを徹底的に解説します。
ヒゲ脱毛の基礎知識
ヒゲ脱毛とは、頬、口周り、あご下などのヒゲが生える部分に医療レーザーを照射し、毛根を破壊することでヒゲの再生を防ぐ治療です。毛周期(成長期・退行期・休止期)に合わせて複数回に分けて照射する必要があります。
脱毛効果と回数の目安
- 3~5回:ヒゲの密度が減少し、ヒゲ剃りがかなり楽になる
- 6~9回:自己処理の頻度が激減、肌荒れが大きく改善
- 10~15回以上:ほぼツルツル、再生毛が非常に少ない状態
ヒゲは他の部位と比べて毛根が深く、男性ホルモンの影響を受けやすいため、完全にツルツルの状態を目指すには他部位よりも多くの回数が必要です。
部位別の回数目安
部位 | 効果実感までの回数 | ツルツルを目指す回数 |
---|---|---|
鼻下(口ひげ) | 5~7回 | 10~15回 |
あご | 5~8回 | 10~15回以上 |
ほほ・もみあげ | 3~5回 | 8~12回 |
首まわり | 4~6回 | 10回前後 |
ヒゲ脱毛に使用される主な脱毛機
- ヤグレーザー(ジェントルヤグなど)
- 波長が長く、ヒゲのような深い毛根に届きやすい
- 痛みが強いが、高い効果を発揮
- ダイオードレーザー(ライトシェア、メディオスター)
- 痛みが比較的少なく、産毛にも対応
- 蓄熱式ならさらにマイルドな施術が可能
- アレキサンドライトレーザー(ジェントルレーズなど)
- 美肌効果も期待できるが、深部のヒゲにはやや効果が劣る場合あり
痛みと対策
ヒゲ脱毛はVIOと並び、最も痛みを感じやすい部位の一つです。痛みに不安がある場合、以下の対策が有効です。
- 麻酔クリームの使用
- 蓄熱式レーザーを選ぶ
- 出力調整による段階的な照射
ヒゲ脱毛のメリット
- 毎朝のヒゲ剃りが不要になる
- 青ひげが目立たなくなり清潔感が増す
- カミソリ負けや肌荒れの予防につながる
- 肌がトーンアップして見える
デメリットと注意点
- 痛みが強い(特に高出力レーザー)
- 一時的にニキビや赤みが出ることがある
- 回数が多く、期間も長くかかる(1~2年)
- 一度脱毛すると元に戻せない
おすすめクリニック例
- ゴリラクリニック:男性専門でヒゲ脱毛に強み、麻酔対応あり
- 湘南美容クリニック:コスパ良好で全国展開
- メンズリゼ:痛み対策や回数プランが豊富
- ドクターコバ:無期限プランが特徴的
よくある質問(FAQ)
Q. 何回でヒゲがなくなりますか? A. 完全にツルツルにするには10回以上、個人差があります。
Q. 間隔はどのくらい空けるべき? A. 通常は6~8週間に1回が目安です。
Q. ヒゲを残すデザイン脱毛もできますか? A. 可能です。もみあげやあごヒゲを残す形で脱毛できます。
Q. 途中でやめたらどうなる? A. 減毛状態のままで再生はゆるやかに進みます。完全に元通りにはなりません。
まとめ:ヒゲ脱毛は長期戦、でも得られる効果は大きい
男性の医療ヒゲ脱毛は、自己処理の負担軽減、肌トラブルの改善、そして見た目の印象アップなど多くのメリットがあります。完全に脱毛するには10回以上の施術が必要となる場合が多く、ある程度の時間と費用がかかりますが、その価値は十分にあります。
まずは信頼できるクリニックでカウンセリングを受け、自分の毛質や肌質、ゴールに合わせたプランを提案してもらいましょう。継続的に通うことで、理想のヒゲの状態に近づけるはずです。